足が痛くなる患者様からのご相談です。
姿勢の歪みや重心のズレにより、左右の脚にかかる負担が違ってくると、足の痛みが出やすくなります。
そして、もう一つ重要なのが、靴(くつ)です。
お仕事中の靴、プライベートで履かれる靴、おしゃれ用の靴、様々ありますが、
今回は、お仕事中の靴(ヒール)について《メリット》《デメリット》《対策》をお話します。
お仕事内容によっては、ヒールを履いて一日中お仕事されている方も多くいらっしゃいます。
《メリット》
・足が長く見える
・身長が高くなるので、スタイルが決まる
・お洋服に合わせるため
と、ヒールを履くメリットもありますが、履き続けることで、デメリットも多くあります。
《デメリット》
・外反母趾(内反小趾)になる
・脚がつる
・脚がむくむ
・タコができる
・爪が変形する
・足首の捻挫をしやすくなる
・骨盤が前傾する
・反り腰になる
《対策》
お仕事でヒールを履かなければならないという状況の方は、できるだけ足の負担も考えて
お仕事上、差し支えないヒールの高さにすることや、プライベートでもヒールを履く回数を減らしたりと、
対策をします。それに並行して施術でお身体のバランスを整えることで、足にかかる負担を減らし痛みの軽減を
目指します。
そして、毎日の脚のストレッチです。疲れた足を毎日労わってあげれば、負担も最小限で抑えられます。
ヒールは履くメリットもある代わりにかなりの負担が足にかかります。
足に焦点をおいて考えるならば、スニーカーが理想です。
次回は、『スニーカーの選びかた』をお伝えします。