産後骨盤ケアのvol.2は
『産後の骨盤ってどうなってるの?』
についてお伝えしていきます。
出産したら骨盤が開いてズボンのウエスト周りがきつくなった、おしりが大きくなってズボンが上がらない。
って聞いたこと、体験したことはありませんか?
妊娠中にあれだけお腹が大きくなったんだし、赤ちゃんが産道を通って出てきたんだから…。
“骨盤が開いているだろう”
“骨盤が広がったままだから痩せないんじゃないか”
といったイメージを持たれる方も多いです。
まず、実際にどのように骨盤が開くのか下の絵を見ていただくと分かりやすいと思います。
いかがですか?
骨盤は上のほうではなく“下のほう”が開きます。
その結果、おしりが大きくなったように感じたり、足が太くなったと感じたりします。
一番開きが大きいところは皆さんが気になる“ポッコリお腹”の位置にもなります。
骨盤の下の方が開いたままだと、
・尿漏れ
・恥骨(ちこつ)痛
・腰痛
・産後太り(ポッコリお腹)(おしり)
など、様々なお悩みの原因になってしまいます。
妊娠中から産後まで一生懸命にお腹の中の赤ちゃんを下から支えてきた骨盤。まさに、“縁の下の力持ち”の存在ですね。
産後直後から、骨盤に対してのケア方法があります。
ただし、時期ごとに方法が違いますので、いつ何をどうすればよいのかが重要になってきます。
次回は『産後の骨盤矯正はいつから始めればいい?』をお伝えします。
お楽しみに。