さて、今回はマクラについてのお話vol.3です。
『当院オススメのマクラ』『敷布団・マットレス』についてです。
オススメのマクラをお伝えする前に、敷布団・マットレスについて少しお話します。
皆さんは敷布団とマットレス(ベッド)どちらをお使いでしょうか?
えっ!?もしかして、敷布団だけどマットレスが良いの?マットレスだけど敷布団のほうが…。
安心してください!!(^^)!どちらでも構いません!
一つ注意点があります。柔らかすぎる(ふかふかの)敷布団・コイルやスプリングがヘタってしまったマットレスをお使いの方はいませんか?
硬い寝心地が苦手の方は、敷布団を2枚重ねにしたり、敷布団の上に薄いマットを敷いたり、何年も使った反発のないマットレスをお使いの方も多いと思います。
柔らかすぎる寝心地(体が布団に埋もれるくらい)の敷布団やマットレスは、寝返りが少なくなります。
体圧分散って聞いたことありますか?
最近ではよくCMでも耳にしますが、寝ている時の体にかかる圧を分散して密着度を増して快適な睡眠を…。というやつですね。
確かに、寝てみると体に密着して気持ちいいんですよね。これなら、朝も快適に目覚めそう!と。
しかし、人間は寝返りをします。成人で寝ている時に6時間睡眠で約20回ほど寝返りをすると言われています。
子供は果てしなくします(^^)
寝返りとは、『自己矯正』『体圧分散』『回復・成長』というもともと体に備わっている機能が起こす現象です。
この、寝返り。柔らかい布団やマットレスだと回数が減ってしまいます。体圧分散されているおかげで寝返りをしなくても体がきつくないからです。また、埋もれてしまった体を高い方へと力を入れて寝返りをしなくてはいけなくなりますので、途中でやめてしまいます。
寝返りの回数が減ると、重力に関係して下になっている方へと血液が溜まりやすくなります。また関節や筋肉も動かない時間が長くなるので、朝を迎えた時に体が固まりやすくなります。自己矯正ができないと逆に疲れや歪みが溜まってしまい不調の原因になります。
こういった点から、布団は硬めがオススメです。寝返りがしやすい布団で寝るのがオススメということです。
理想は、畳の上にせんべい布団!ご自分が寝ている布団で寝返りをして確認してみてください!
長くなりましたが、マクラはこの敷布団やマットレスの上にありますよね。
マクラがいくら良いものを使っていても柔らかい布団ではあまり意味がありません。
そして、当院オススメのマクラですが、『タオルマクラ』です。
ご家庭のバスタオルを使ってマクラにします。
もう、マクラにお金を使わないでいいですよー(^_-)-☆
前回お伝えした、硬さ・高さ・大きさ(横幅)を参考にバスタオルを折りたたんで作ってみてください。
毎回洗濯もできて衛生的ですし、旅行先でも宿泊先のタオルを使えばOK!
当院のニュースレターでもお伝えしていますので、画像を参考にしてみてください!